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    チュニジアの革命の成功は、
    「イスラム社会でも市民が独裁者を倒せるんだ」
    と、エジプト人の心に火をつけました。

    そして、28日の大規模デモが勃発。
    大騒動に発展した結果、ムバラク大統領は
    次回の大統領選挙への不出馬を表明し、
    この市民の戦いは一見成功したようにも見えます。

    ただ、チュニジアにしてもエジプトにしても、大きな問題が残っています。
    新たな世を築くリーダーがいないことです。

    昨年、大河ドラマで「龍馬伝」をやっていましたが、
    大政奉還の際の坂本龍馬のようなカリスマ性を持った人間が
    いないわけですね。

    ですので、「革命」と言えば聞こえはいいですが、
    実際のところ、市民はただ今の生活の苦しさに対して
    不満をぶちまけているだけ、という側面もありました。

    エジプトのデモでは、この混乱に乗じて窃盗や強盗が多発。
    中心部の大手スーパー・カルフールでは、全ての商品がなくなったそうです。

    彼らはどこに向かって歩いているのか?
    ムバラク政権を崩壊させて、その後に何が待っているのか?

    そこを示してあげられるリーダーがいません。

    坂本龍馬が「人を恨むのでなく、日本の構造を変えるんぜよ」と言ったように、
    エジプトでも、ムバラク大統領個人よりも、
    独裁体制が継続されてきた社会構造自体に根本の問題があるわけですから、
    そこを変えなければ同じことの繰り返しになってしまいます。

    ムバラク政権が終わっても、別の人間の独裁政権になるのでは
    意味がないのですから。

    実際、既にチュニジアではベン=アリー大統領は去ったものの、
    現在政権を引き継いでいるのは前政権の幹部たちであり、
    依然、混乱は続いています。

    一方、エジプトでは、ノーベル平和賞受賞者であるエルバラダイ氏が
    新星のごとく現れるも、徐々に影響力が薄れており、
    副大統領のスレイマン氏が時期大統領の有力候補として
    取り沙汰されています。

    結局、現政権は倒れても社会構造は変わらない可能性が高くなってきています。
    逆に歴史的に続いてきた強力な独裁体制の文化が崩れたことで、
    以前より混迷状態になる可能性さえあります。

    強力なリーダー不在の下で、政権が崩壊したエジプトとチュニジア。
    当面、先行きは決して楽観はできないと思います。


    ということで、
    以上、3回にわたり「わかりやすいエジプト大規模デモ講座」をお送りしました。
    (わかりやすかったんか?)

    次回から旅行記に戻ります。

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    kentaro3787

    Author:kentaro3787
    たまたまドバイで働くことになった男の旅行記。
    「感受性がない」とよく言われる自分が、冷めた目から各場所を”旅行的おすすめ度”S~Dで評価してみます。

    S:一生に一度は行きたい
    A:訪れて損はなし
    B:この地域に来たら行きたい
    C:良いけど、省略可
    D:行かなくてもいいかな
    (まあ、基準は適当です。)

    時々、ドバイの近況も載せるのでのぞいてみてください。

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